オセロー観劇 ~千穐楽に向かう
ここまで何かに没頭したのは久しぶりでした。
少しでも状況が違っていたら、ここまで通うことはできなかったと思う。
初めて見た時は、ただただ凄い!としか感想が出てこなかった。
あのセリフを全部頭に入れてるのか。
共感できないといっていたイアーゴーを全身に取り込み、そこに神山智洋は存在していなった。
他の役者さんにも同じ思い。
あれだけの声量で演じ続けるって、どんだけ体力使うんだろうって。
舞台演出も驚きの連続。
見る度に新鮮で、同じシーンで何度も涙し、そして見終えた後にはなんとも言えない気持ちが溢れてくる。
達成感なのか、それとも喪失感なのか。
この気持ちを落ち着かせるために何度も通いました。
今日で終わってしまうのが本当に残念。
もっと見ていたかったな。
グループの中では控え目で前へ出ていかない神ちゃん。
だけど、自分の役割や立ち位置をきちんと理解している人。
そして、ここぞという時には、ガンガン前に出てくる人。
逆境をパワーに変えてしまう、そんな底力がある人だと思っているし、そこが好き。
オセロー8回も観劇できたことに感謝します。
笑いながら見送ってくれた子ども達、ありがとう。
千穐楽、楽しんできます。